2005年11月18日

クーリエ・ジャポン創刊号買ったよー
けっこう(・∀・)イイ!!かも

courrierjapon.jpg

Courrier Japon創刊号を購入。
正直面白かった。

「世界は日本をどう見ているのか」と
「日々起こる世界中のニュースを、海外の現地メディアはどう報じているのか」
の二つの視点をを掲げた新たな国際情報誌の船出です。


■一般的な感想

雑誌の内容について詳しくは編集長さんたちのブログを見ていただくとして、hishiohさんがコチラで述べておられるように、日本語の各国際情報誌はいずれも微妙な欠点があって、これまではどれに対しても不満タラタラでした。

それらと比べる限りでは、税込480円で十分「読める」。
紙面割や文字の大きさはシンプルだけど可読性への配慮が感じられてよし。
フォントのバリエーションや色づかいから推測するに、男性だけじゃなく、総合職のアンテナ角度のたかーい女性なんかも読者層として狙ってそうです。とゆうか表紙はファッション誌みたいだ。そこらへんに「フランス発」の矜持みたいなものが感じられました。

■面白かった記事

特に面白かった記事を三つあげると
p47の RHS(retired-husband-syndrome)についてのレポ。こんな言葉も現象も知らなかった。熟年離婚ブーム到来ですか・・・

p100のロマネコンティの特集は、写真がふんだんに使ってあるリポートなんだけど、その写真が(・∀・)イイ!!この値段でのオールカラーは大変なんじゃないかと思うけど、やっぱり国際情報誌にはフォトジャーナリズムの要素がないとねー、なんてよく分かってない単語使ってみました。
いやね、こういう息抜ける記事はキレイなのがいいです。

そして、p127 巻末「メディア紹介」。これは事情に疎い人間には実用の面で助かる。英語メディアぐらいならその立場とか成り立ちぐらい分かるけど、さすがにロシアやシンガポールとなると、メディアの名前そのものを知らないわけで。
そうですか、「ル・モンド」作ったのドゴール将軍なんですか。自分の中では左派寄りの印象が強かったので思いもよらなかった。勉強になりました。

■で、その「立場」なんだが

クーリエ自身もその点は注意を払っているらしく。巻頭には編集長の「弁明」?もあり。

そもそもいったんは編集された情報の「再編集」が売りのメディアなんだけど、やっぱりそこでも情報のチョイス自体に色が出ないとは限らない。
ただ、色を出すのは通常のマスメディアがやればいいことなので、クーリエには最低でも両論併記ぐらいの姿勢は堅持してもらいたいというのが個人的な希望。

■で、その「再編集」について

コチラでは、言語能力含めた情報リテラシが上がってる時代に、まさに高度のリテラシを身に付けてそうな世代に「再編集」を売りにする戦略はどうだろう、って言われている。

確かにマーケディング上無視できない論点だと思うけど、でもいくら研究職とか帰国子女だっつっても3カ国語以上操れる人はそうそういないだろうし。英語さえグダグダの灰だらけネコが言っても説得力ないけど、やっぱ日本語楽だよー。

で、言語的要素はおいといて、読者層の「情報収集力」はどうかって点でいえば、やっぱコレも「楽」させてくれるってのが強みなるんじゃないかな。
灰だらけネコは海外メディアのWebsiteにフォルダ一個割り振ってますが、やっぱ巡回はメンドイものです。
よほど急いで情報収集せねばならない時とか、とにかく自分で確かめないと気が済まない人なんかは別にして、1つのトピックについて何が言われているか、ってのを誰かまとめてくれるならこれほど楽なものはない。
そういうことを企業の重役さんとかは秘書にやらせてんじゃないの。知らないけど。

情報が溢れている時代だからこそ、「編集」への需要が高まる。なんてことをどこかで誰かが言っておられました。そのあたりについては、マスコミ関連に詳しい人たちによる論評なんかが今後出てくると思うので、そっちにお任せしたいと思います。

■あと、言っておくべきことなど

その点で今後のクーリエにはもっとたくさんの論点を取り上げて欲しい。

さらに個人的には、最初にその記事なり報道なりが為されたときの読み手・聞き手の反応が気になる。
その国では非難囂々だったって記事でも、よそから見たら正鵠を射ている、なんてことはよくあるはず。「深さ」を売りにするなら、そのあたりの「事情」も知らせてほしい。

創刊号ってこともあってか記事の全体的な構成や流れに幾分、ばらつきがあるのは否めない。そこんところも含めて期待しとりますので。

追記:
2005/11/19 17:00
再読して一箇所誤読発見。で、修正しました〜。

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posted by 灰だらけ猫 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(2) | 観たもの読んだものねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2005-11-19 16:41

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