2006年01月12日

民社党とブログと、見切り発車と。

nihonnkokki.jpg
今年は戌年なんだと言われ、そろそろ猫年も作ってやってくださいよと思う新春。途中でほっぽり出した『フルーツバスケット』の続きが読みたくなってます。何巻まで読んだっけ?

で新年早々、去年書いたエントリの後始末ですよ。
切ないなあ・・・。

その落とし前つけなきゃならないエントリが「民社党復活クル━━━━(´・ω・`)━━━━????? 約束としての愛国分配派再来 その一」。そちらにも追記として書き加えておきましたが、このエントリを没にします。続きエントリを書くぞーと三ヶ月ぐらい前は意気込んでましたが、それもございません。

反省の弁

実を言うと、時評じみたエントリはこれが初めてだったこともあり、見切り発車で書き始めてしまった次第。民社党的なものへの渇望を、ニュースなどで直接見聞きするというよりは、生活上なんとなく肌で感じるようになってきたことでこれは行けるんじゃないかと突っ走ってしまいました。
でも人間の内面を実証するのは難しいものです。

敗因

まず、そもそも「愛国」を求める素地と「分配」を求める素地をそう単純に二分割できるのか、ということ。欧州における移民・外国人労働者問題と極右との関係を思い浮かべると、どうやらそんなキレイに分けられないだろうと。

次にmurmurブログさんのこちらのエントリを興味深く呼んだんだけれど、そこにあるのは非常にクールに「ベタ」な祭りを楽しむ姿にほかならない、と感じました。
そして、それは必ずしも「都市型リベラル・都市型へたれ保守」といった座標軸で捉えきれないだろう人びとが存在することを「当事者」が語っているようで、宮台先生のコチラの分析の説得力と明晰さに(これまで同様)驚嘆しつつ、でも、どうもそれだけで十分説明仕切れるだろうかと思案に暮れました。

そしてもう一点、予定していた続きのエントリでは女性の保守化傾向などを元に何かしら論じられないかなー、と企んでいました。でもネット上からじゃ「専業主婦志向の高まり」ぐらいしかデータを集められそうにしかなく、その程度の実証もどきで何をかいわんや、となるわけで。宮台先生みたく文化事象にのせて若者論を展開するような芸も蘊蓄もなく、結局、社会学的分析の手詰まりを感じて諦念しました。
要するに、実力不足でした。もともとそれほど得意じゃない領域。無理するもんじゃありませんね。つくづく。

ならば「愛国」と「分配」の行く末は?

というわけで、ひとまず当エントリは没にします。で、十分な検証ができてない以上はあて推量以上のものではないんだけれど、だからといって「民社党的なるもの」の復活がありえないとは考えません。むしろ、条件と環境さえ整えば一気に方向性が決まる類の不安定さと勢いを備えた社会変動は、現在の小選挙区比例代表制を念頭におけば「起こりうるもの」と観念しておいて間違いないと思われます。

民主党内の旧民社党勢力については、一年ほど前に切込隊長氏がエールを送っているように(いろいろと)無視できなさそうです。楽しいなあ。なおかつ、新聞等で伝え聞く民主党代表の前原先生の主張には、最近とみに前エントリの頭で紹介した民主党のなかの人になろうとか反小泉ブロガー同盟の人たちの主張との親和性を感じずにはいられません。まったく誰かが演出してるんじゃないかってぐらい、すんなり流れができつつあるなあ、と。

誤解があるといけないので言っておくと、筆者haidarakenekoは民社党そのものが復活すると予想してるんじゃなくて、「愛国」と「分配」を掲げる党派に対し、一定数の有権者が票をいれるような経済・社会的基盤が存在し、そういう人たちを支持層に持つ政党・政治団体が躍進する可能性があると述べているわけです。
そして、それがこの国の長期的な利益に配慮するならば、あまり望ましい結末を迎えそうにないとも考えられます。どちらのスローガンも「情」によって強烈に求められ、かつ強烈に作用するために、為政者やその立場を望む者達にとって徹底的に乱用されうるから。内政も外交も現実主義を放棄した国家は禄な結末を迎えたためしがないことは、もはや説明するまでもないでしょう。
だから「民社党的なるもの」が目に見えるカタチで現れるか現れないかが、いつの日か後世の歴史家が「あれは日本史の分岐点だったなあ」と言うようなものになると推測されるのです。


再発防止策

で、もうこんな恥さらしな目にあわないためにも、見切り発車はやめよう。無性に書き付けたくなる時もあるけど、推敲のためにワンクッションおくべし。
blogというのは生かすも殺すも管理人次第なんだなあ、とひしひしと感じております。
にゃんこに癒されたいです。


posted by 灰だらけ猫 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事ねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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民社党という政党があった
Excerpt: これまでに手がけた映像資料をDVDに保存する作業をしているうちに、いろいろと古いことを思い出しました。   1994年12月9日の臨時大会をもって、民社党は解党しました。翌日に発足する新進党に合流す..
Weblog: 志村建世のブログ
Tracked: 2006-04-28 21:21
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